建物・設備等には、耐用年数を考え、長期的に亘って建物の管理、メンテナンス、改修・改善計画を検討した計画書が必要です。

特に区分所有のマンションでは管理組合員が共同で管理運営をおくなって行く中で、十分に検討された計画書が必要となります。

長期的な管理、運営面の検討を含めた建物固有の維持・管理の計画書が【長期修繕計画】です。

長期修繕計画には、次の事柄について計画する必要があります。

(1) 修繕の時期 いつごろ修繕するのか。何年ごとに行うか。(修繕周期)
(2) 修繕の項目 どの部分を修繕するのか。
(3) 修繕の方法 どのように修繕するのか。(修繕か更新かなど)
(4) 修繕の費用 どの程度の費用が必要か。